昭和世代の居酒屋
焼き鳥を食べに居酒屋へ出掛け、ビール等のアルコールを片手につまむというのは、仕事で疲れた会社員等の心身を癒やす為には欠かせない物です。
ごく有り触れた取り留めもない話に花を咲かせたり、今打ち込んでいる趣味に通じる話等で、盛り上がれれば日頃の疲れも吹っ飛びます。
そして、明日からも頑張ろうという気持ちになる大切な場所でもあります。
そこに焼き鳥がくれば男女の区別無く同僚や部下等の顔にも、笑顔が溢れるでしょう。
もしかしたら人にとって美味しい物は、無くてならない存在なのかも知れません。
この様な昭和時代を彷彿とする、センチメンタリズムという価値観も捨てがたい魅力があります。
家族連れもOKな居酒屋も焼き鳥は侮れません
しかし世の中は常に進化しているように、居酒屋も進化しています。
とは言っても、高価で豪勢を出す居酒屋になったというよりも、多くの人に楽しんで貰える店作りをしているお店が目に映ります。
例えば年端もいかない子供や何らかの事情でお酒を飲めない人、あるいは家族連れで居酒屋を訪れ、まるでファミリーレストランの様に明るい雰囲気に包まれるお店が目立って来ています。
もちろん居酒屋ならではの刺し身・サラダ、煮物料理等も用意されている事でしょう。
また嬉しい事に家族連れ向けの居酒屋は、大勢でお酒や料理を食しているのにもかかわらずに、コストパフォーマンスに優れたお店もあります。
中には、まるでおとぎの世界に来たかのような錯覚に襲われる様な、女性向けの立地なお店を居酒屋と称している所もあります。
しかし家族連れで気取らずに、美味しい焼き鳥を食べたいだけ頬張りたいという様な人にとっては違和感を抱くかも知れません。
下手な旅行よりも焼き鳥を堪能出来る居酒屋
また家族連れタイプの居酒屋で、焼き鳥の美味しい所を見つけられれば、様々な場面で役立てる事が出来るでしょう。
例えば連休に、子供たちに何処かに連れて行ってくれとせがまれたとします。
経済的に余裕があれば何の問題もありませんが、一般のサラリーマンにとっては、出来るだけ安く上げたいという考えが頭をよぎるはずです。
つまり俗に言われる安・近・短の鉄則を当てはめると、家族連れ対応型居酒屋は合理的な選択でありながら、アルコール好きの自分も楽しめてしまうというモアベターなアイデアと言えるかも知れません。
とは言え飲酒者は自動車の運転は出来ませんから、宿泊せずに日帰りでありコストを削れるという訳です。
これは、安全の為には仕方のない事です。
しかしタクシー1台に全員乗車が出来れば、旅行をして宿泊代を支払った場合と比較検討して見れば、安価で充実した時間を過ごせた事が分かるでしょう。